防衛最前線

(22)軽装甲機動車 愛称「ラブ」 「治安維持」「邦人救出」自衛隊海外派遣の強い味方

 また、政府は25年1月のアルジェリア人質事件を受け、緊急時に在外邦人の陸上輸送を可能とするよう自衛隊法を改正したが、LAVを現地に持ち込んで邦人を輸送することを想定している。現地の車両を借りて輸送を行う場合も、防衛省は「軽装甲機動車で前を先導する、あるいは後ろを護衛し、借り受けた車両を挟むような形で対応する」(幹部)と説明している。

 治安維持、停戦監視、邦人救出、邦人輸送…。海外における自衛隊の役割が増えれば増えるほど、LAVの存在感は大きくなりそうだ。

(政治部 杉本康士)

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