宮家邦彦のWorld Watch

左傾化「全共闘世代」の無責任政治 ようやく真っ当な国になり始めた日本を次代に継ぐことこそ「ノンポリ前期世代」の責任だ

全共闘世代の象徴? 菅直人(左)と鳩山由紀夫両元首相 =平成24年、衆院本会議
全共闘世代の象徴? 菅直人(左)と鳩山由紀夫両元首相 =平成24年、衆院本会議

 先週末、興味深いフォーラムに招かれた。仙台で開かれたG1(ジーワン)サミットなる会合だ。G7のような国際会議ではない。日本国内の政治、ビジネス、文化芸術、技術、メディアなど各界で活躍する若手リーダー250人が集まった。全体会議と分科会を組み合わせた日本版「ダボス会議」だ。G1の含意はグローバルなジェネレーションが一つになることらしい。

 興味を持ったので主催者に参加条件を尋ねたら、「昭和30年生まれ以降」と言われショックを受けた。28年生まれの筆者はアウトだからだ。なぜ30年なのかと聞くと、「そこら辺が目安」なのだという。おいおい、60歳を過ぎれば28年生まれも30年生まれも変わらないぞ。それはともかく、ゲスト・参加者のレベルは非常に高かった。

 平均年齢は40代だろうか、中核は1960年代生まれだ。共に学び、日本再生に向け行動し発信するという、1世代下の若きエリートたちの自信に満ちた姿を見て、己が年を取ったことを痛感した。同時に1950年代生まれの筆者の世代の責任についても深く考えさせられた。

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