世界が驚いた!Perfume、SXSWでのパフォーマンス

わたしが知っているのは、次の通りだ。このパフォーマンスは日本の広告会社、電通の著名なクリエイティヴディレクター菅野薫によって演出された。技術的な部分は、いま最先端を行くRhizomatiks(ライゾマティクス)のデザインクルーである真鍋大渡氏によって監修された。デザイナーとエンジニアと、そして芸術家によるチームが、事にあたった。

このヴィデオにはいくつかの「仕掛け」が含まれているが、企画したのは真鍋氏だ。米オースティンの会場の綿密な立体スキャン映像と、Perfume自身のパフォーマンス映像による演出からスタートした。

本当の魔法は、しかし、ひそやかにおきていた。一連のパフォーマンスにおいて、動的なプロジェクションマッピングのシステムが映像を歌手の前にある半透明なスクリーンに投影し、モーションキャプチャーによって投影する位置を瞬間ごとに自動補正する。

パフォーマンスをフィルムに納めたカメラもまた、モーションキャプチャー・システムによって制御されており、カメラの位置と方向を追跡できるようになっている。真鍋氏によるとこれこそが、遠近の境目のないモーフィングの鍵となったという。カメラは、ヴィデオの最後のほうで、舞台と事前にキャプチャーされた3Dモデルとの間を境目なく移動する。