だましたつもりが…高校卒業したばかりの都内少年2人逮捕 和歌山県警

 警察官をかたって高齢の男性から現金800万円をだまし取ろうとしたとして、和歌山県警有田署などは20日、詐欺未遂の容疑で東京都に住む高校3年の少年2人=いずれも(18)=を逮捕した。2人は卒業式を終えたばかりで、「だまし取ろうとしたことに間違いない」と容疑を認めているという。

 逮捕容疑は19日、和歌山県有田市に住む無職の男性(65)に有田署生活安全課員や国民支援者センター職員などを名乗って電話。「詐欺犯があなたの通帳を持っていた。不正に使われないため800万円を下ろして証拠品として提出してください」などと言って、800万円をだまし取ろうとしたとしている。

 同署によると、男性が市内の銀行で800万円を引き出そうとしたのを不審に思った行員が、同署に通報。男性がだまされたふりをし、20日に少年が男性宅に現金を受け取りに来たところを署員らが逮捕した。

 同署管内では19日、同様の手口での相談や通報が7件あり、そのうち有田市内の女性(78)が現金480万円をだまし取られたといい、関連について調べている。