【開発ヒストリー】こんなエンディングノートがほしかった…累計販売約50万冊のヒット、コクヨS&T「もしもの時に役立つノート」(3/3ページ) - 産経ニュース

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開発ヒストリー

こんなエンディングノートがほしかった…累計販売約50万冊のヒット、コクヨS&T「もしもの時に役立つノート」

 こうした「実地調査」の苦労は、下は中学生から上は90歳以上と、幅広い層からの支持を得ることで実を結び、平成22年の発売以来の累計販売数が49万冊に上るヒット商品に成長した。

 一つ屋根の下で一緒に暮らしているとはいえ、同じ家族のことでも知らないことが多い。伊井氏は「ノートを書くことで、自分自身を振り返るとともに、家族などの愛する人と話をするきっかけになってもらえたら」と話す。

 阪神・淡路大震災から20年が過ぎ、まもなく東日本大震災からも4年を迎える。もしもの時に役立つノートは、人と人とのつながりの大切さを改めて認識させる道具といえそうだ。(松村信仁)

ライフイベントサポートシリーズ

 コクヨS&Tが平成21年に発売した「遺言書キット」を皮切りにした目的別ノートシリーズ。「もしもの時に役立つノート」のほか、「人とのおつきあいを大事にするノート」など8種類がある。26年12月現在、シリーズ累計で82万部が販売されている。文房具店や百貨店、スーパーなどの文房具売り場のほか、コクヨのネットショップなどで販売されている。