生活の知恵

妊活、妊娠…妻のストレス、自分が原因なら「改める」 寄り添い力の高い適齢期男性らから学ぶ「夫婦円満」の秘訣

妊活・妊娠中の女性の要望は…

 エムティーアイが「ルナルナ ファミリー」の会員女性1424人に対し実施した「妊活・妊娠・子育てに関する意識と実態調査」では、妊活中に夫にして欲しいこと(複数回答)は、「会話の時間を増やし、悩みや愚痴を聞いてくれる」と「家事を積極的にしてくれる」(ともに43%)が同率1位で、「ねぎらいやいたわりの言葉をかけてくれる」(41・1%)、「健康を気遣ってくれる」(32・8%)の順。

 一方、妊娠中の夫への要望(複数回答)は、1位が「家事を積極的にしてくれる」(64%)で順位は変わらず、2位には「健康を気遣ってくれる」(52・4%)が入る。そして、「会話の時間を増やし、悩みや愚痴を聞いてくれる」(51・8%)、「ねぎらいやいたわりの言葉をかけてくれる」(51%)と続く。実は、妊活中と妊娠中とでは、妻からの要望はほとんど変わっていない。

 ところが、妊娠後の夫婦関係の変化(複数回答)を問うと、5割以上の人が「ねぎらいやいたわりの言葉をかけてくれることが増えた」「家事を手伝うようになった」とし、約3割が「夫婦の会話が増えた」「夫婦仲がよくなった」と答えた。

 20~30代、妊活・妊娠適齢期男性の多くが、パートナーである妻に真摯(しんし)に向き合おうとしている姿が浮かんできた。生身の人間同士だからぶつかることもあるだろうが、彼らならしなやかに乗り越えていけるのかもしれない。

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