スポーツ異聞

「日本の大地震を祝う」横断幕の韓国サポーター、今年は浦和の「差別」に皮肉…それで「大韓民国の成熟を世界にアピールできた」という神経

 2月25日に行われたサッカーのアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)1次リーグG組の浦和-水原(韓国)で、水原サポーター席に浦和を皮肉ったとみられる横断幕が掲げられた。浦和は昨年3月のリーグ戦で、サポーターが外国人への差別を想起させる「JAPANESE ONLY」の幕を掲げて問題となり、無観客試合の処分を受けている。それをあえて蒸し返して反日の「意趣返し」のごとく掲げることに意味があるのか。韓国のネットには「日本を皮肉りながら、韓国の応援文化をしっかり見せつけてやった」との投稿がなされた。韓国は昨年、アジアサッカー連盟(AFC)のフェアプレー賞を受賞しているが、横断幕は賞を皮肉にしてしまわないか。

 横断幕はキックオフと同時に水原サポーター席のゴール裏に掲げられた。英語で「STADIUM FOR FOOTBALL NOT ONLY FOR KOREAN(スタジアムはサッカーのもの。韓国人だけのものではない)」と書かれていた。前半5分には取り外された。共同通信によると、浦和の淵田敬三社長は「皮肉なのだろうが、特に問題視するような内容ではないと思う」とコメント。事態の沈静化を深慮した発言だろう。

 韓国代表が昨年11月に受賞したAFCの「フェアプレー賞」は、サポーターの行動などを含めて総合的に評価し数値化され、決定されるものだ。実態はどうだ。例えば、11年9月27日にアウェーで実施されたACL準々決勝第2戦で、韓国・全北現代サポーターが「日本の大地震をお祝い(し)ます」などと東日本大震災を中傷する横断幕を掲げ、C大阪側が抗議する出来事があった。

会員限定記事会員サービス詳細