大阪・五月山動物園、アルパカの赤ちゃん死ぬ「成長が楽しみだった。残念」

 大阪府池田市の市立五月山動物園で昨年12月に誕生した南米原産のアルパカの赤ちゃん「ケークン」が死んだと、市が2日、発表した。ともに6歳のオークン(オス)とプリン(メス)の間に初めて生まれた子供だった。

 オークンとプリンは、華麗なマジックを披露するイリュージョニスト、引田天功さんが平成22年に寄贈していた。

 市によると、今年1月1日から3匹の家族として一般公開し、人気を集めていた。ケークンは2月上旬、後脚に障害がみられ、歩行が困難に。飼育員が24時間態勢で看護したが、2月28日に死んだ。原因は特定されていないという。

 担当者は「初めて池田で生まれた待望の赤ちゃんで、来園者も成長を楽しみにしていただけに、非常に残念」と話していた。

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