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ピケティも驚く韓国の「経済格差」…中小の給料は大企業の4割、10人に1人が最低賃金未満

 一方、最低賃金未満で働く人が多すぎるのも問題になっている。韓国の今年の最低時給は5580ウォン(約600円)で昨年に比べ7.1%上昇したが、朝鮮日報(電子版)によると、労働問題の専門家は「アルバイト、高齢者、零細企業の労働者など、最低賃金を受け取れない労働者は全国で170万人(労働者全体の9.6%)に達する」と話している。

 韓国労働研究院・賃金職務センターのイ・ジャンウォン所長は「主な先進国では最低賃金未満で働く割合は1~3%ほどにとどまっている」とし、最低賃金を引き上げるだけでなく、最低賃金未満で働く人を減らす努力が重要だと指摘している。