兵庫・篠山市の3小学校統合へ 来年4月、多紀地区は1校に

 篠山市で少子化が進む多紀地区の3小学校(福住、大芋、村雲)について、3小学校の統合研究会(会長、高橋道昌・村雲地区自治会長)は19日、統合に関する研究報告書を市教委の畑中博明委員長に提出。市教委は同日、市役所で開かれた定例教育委員会に内容を報告した。

 報告書によると、3校は対等の条件で、平成28年4月1日を目途に統合。場所は現在の村雲小学校で、今後、統合に向けた準備委員会をつくり、新しい校名や校歌などを協議する。

 統合に関する付帯条件として、閉校となる学校跡地の活用を図る委員会を、統合に向けた準備と並行して設置する▽多紀地区全体で就学前教育環境を早急に検討する▽多紀地区の将来の課題として、小中一貫・連携教育など、中学校との円滑な接続を充実させる-などを盛り込んだ。

 3校は篠山市の東部に位置し、福住、大芋は明治6年、村雲は同7年の創立。いずれも歴史は古いが、少子化が進み、児童数(1月1日現在)は福住41人▽大芋24人▽村雲43人。うち大芋、村雲は複式学級がある。市教委の依頼に基づいて、同研究会が統合について昨年5月から協議を重ねてきた。

 高橋会長は「3校とも長い歴史があり、統合に反対の意見もあったが、3校の現状から統合の機運が出て、統合することになった。統合場所となる村雲は、地理的や建物を活用できることなどを考量して決定した」と話した。

会員限定記事会員サービス詳細