埼玉県警航空隊・青山翔巡査長(27)がパイロット試験に最年少で合格

 「地上では見つけられなかった凶悪犯を、空から探し出せるよう頑張りたい」

 9日に行われた県警ヘリコプター「むさし」の操縦資格試験に合格。平成12年に「むさし」が新型として航空隊に導入されてから、最年少のパイロットになった。

 18年に警察学校に入校し、21年に機動捜査隊に配属。パトカーで見つけられなかった捜査対象者を、航空隊がたった10分で発見したことに感銘を受けた。しかし、航空隊のパイロットは警察官になる前に操縦士資格を取得している人ばかり。23年に県警の操縦士養成プログラムに応募し、3年間に及ぶ厳しい訓練を経て、夢をつかみ取った。

 航空隊は昭和53年に発足。昨年2月の大雪では、秩父市内のトンネルに残された孤立者25人を救助するなど、さまざまな場面で活躍している。「さきたま」「みつみね」と合わせて計3機のヘリを保有し、なかでも「むさし」は胴体が大きく操縦が難しいという。

 「やっと操縦できるようになりうれしい。無事故で今後頑張っていきたい」。緊張した面持ちに笑顔をあふれさせ、活躍を誓った。(川峯千尋)

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