京都市などがメタンガス製造実証実験

 生ごみと紙ごみからエタノール燃料を作る「都市油田発掘」プロジェクトを進めている京都市などは、市のリサイクル施設(京都市西京区)で、取り出したエタノールの残りかすからメタンガスを製造する技術の実証実験を公開した。

 市は平成23年に、日立造船と熊本大の木田建次教授と共同で、一般廃棄物から、ガソリンの代替燃料として注目される高濃度のエタノールを作る全国初の取り組みを開始。ごみ1トンから約60リットルのエタノールを製造することに成功した。

 現在、バイオマスエネルギーとして都市ガスや天然ガス車への適用が可能なメタンガスを製造する技術の実証実験に取り組んでいる。

 この日の実証実験では、家庭や飲食店や事業所から集められた生ごみや紙ごみを機械で破砕・分別し、発酵技術を用いてエタノールやメタンガスを作る製造工程などについて、市の担当者や木田教授らが説明。製造されたエタノールやメタンガスなども披露された。

 市地球温暖化対策室の担当者は「ごみ焼却施設に併設すれば新たなごみの収集運搬コストがかからない非常に効率的なシステム」と強調したうえで「再生可能エネルギーとして非常に期待が大きい。全国の自治体にも広がれば」と話している。

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