国際結婚の破綻などで国外に連れ去られた子供の取り扱いを定めたハーグ条約に基づき、スリランカに住む父親が西日本で母親と暮らす娘(5)の返還を求めた審判は、返還を命じた1月30日の大阪高裁決定が確定したことが5日、分かった。母親側から不服申し立てがなかった。
大阪家裁は昨年11月、ハーグ条約に日本が加盟して以来、国内初となる司法判断を出した。大阪高裁も家裁決定を支持し、母親の即時抗告を退けた。
国際結婚の破綻などで国外に連れ去られた子供の取り扱いを定めたハーグ条約に基づき、スリランカに住む父親が西日本で母親と暮らす娘(5)の返還を求めた審判は、返還を命じた1月30日の大阪高裁決定が確定したことが5日、分かった。母親側から不服申し立てがなかった。
大阪家裁は昨年11月、ハーグ条約に日本が加盟して以来、国内初となる司法判断を出した。大阪高裁も家裁決定を支持し、母親の即時抗告を退けた。