二条城前にマンションは困る… 「京都国際ホテル」跡地はホテルに、京都市が異例要望書を阪急不動産に

 世界遺産・二条城前に立地する京都国際ホテル(京都市中京区)が昨年12月に営業を終了し、その跡地を取得したマンション開発の阪急不動産(大阪市北区)と、親会社の阪急阪神ホールディングスに対し、京都市の門川大作市長は、宿泊施設として整備するよう異例の要望書を提出した。市が民間企業にホテル誘致を文書で求めるのは初めてという。

ホテルとして絶好のロケーション

 要望書などによると、市は、2020年の東京五輪開催に向け増加する外国人観光客らを受け入れる最適な宿泊施設の不足を懸念。阪急不動産は、跡地の活用方法について方針を公表していないが、市はマンション開発の可能性が高いとみており、同社側にホテル誘致を働きかけた。要望書の提出は1月20日付。

 文書には「絶好のロケーションで国内外のお客さまをもてなすホテルとして最高の条件がそろっている」としたうえで、「市内で不足している国際観光都市にふさわしいホテルの誘致を切望する」と訴えている。

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