ビジネス解読

超先進中国「シャオミ」に盗作疑惑 日本ベンチャー激怒「提訴辞さず」 中国企業のパクリDNAは変えられない

 ただ、バルミューダは、今回の件について中国メディアの取材を受け、かつてトヨタ自動車が米メーカーの車を分解して部品を研究したことを引き合いに出し、「技術はまねの繰り返しだ」とも指摘。「われわれが技術革新で先陣を切れば、他社は背中を見て追うことになる」と、必ずしも徹底的に不正を追及するかどうかは微妙な姿勢も示している。

 大人の対応ともいえるが、その背景には、まだ社員の少ないベンチャー企業のため「(訴訟に)かかり切りになるのもどうか」(バルミューダ社員)という事情もあるようだ。

 アップルに続き、まねされたバルミューダは、違う側面からみれば、それだけ技術力やデザイン力を認められたともいうことができる。ある業界関係者は「ソニーではなく、ベンチャーだったのが…」と、日本の大手メーカーが素通りされたことの情けなさを指摘した。