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超先進中国「シャオミ」に盗作疑惑 日本ベンチャー激怒「提訴辞さず」 中国企業のパクリDNAは変えられない

 このバルミューダの見解に対し、シャオミ側も即座に反発。中国メディアによると、反論では「色やボタン、ランプ、センサーなど各所に違いがある。白や四角といった大ざっぱな形は、業界の標準的なものだ」と指摘。内部構造についても「両製品とも吸引と送風を別々に行うWファンを導入しているが、バルミューダは現時点では特許を取得していない」と問題がないことを強調し、Air Engineとは技術もデザインもまったく異なるとしてバルミューダの見解表明を遺憾とした。

 両社の主張は真っ向から対立しており、今後の行方は見通せない。

 ただ、Air Engineは日本では2012年に発売しており、シャオミの製品化はそれから約2年後。これで見た目、性能がそっくりであれば、先に製品化した方に分があるというのが、合理的な見方だろう。Air Engineの中国での価格6000元(約11万円)に対し、小米空気浄化器の899元(約1万7000円)。これではAir Engineが売れなくなるのは当然だ。

 バルミューダによると、今回の件について「前々から(Air Engineの)部品調達先を丹念に調べているという情報があった」(同社社員)という。そのうえで「現在、どの部分が特許侵害になるのか、確認作業を進めている」(同)段階だ。