ビジネス解読

超先進中国「シャオミ」に盗作疑惑 日本ベンチャー激怒「提訴辞さず」 中国企業のパクリDNAは変えられない

 同じ日、バルミューダは会社としても、シャオミの新製品に対する見解を中国版ツイッター「微博」で表明した。それによると、小米空気浄化器は、その外観だけでなく、2枚のファンを備えた内部構造や性能、宣伝文句に至るまで、14年1月に中国市場で発売し、同国のアマゾンなどで販売しているAir Engineにそっくりだと指摘した。

 さらにバルミューダはその見解で、Air Engine発売後、シャオミを含む中国の複数社からバルミューダに提携の申し込みがあり、そのすべてを断ったことも明らかにした。もちろん、技術については日本で特許を取得済みで、中国でも審査中だ。

 それだけではない。小米浄化器を開発した責任者が、かつてバルミューダに製品開発部長として所属し、昨年5月に退職した日本人技術者であることも、その実名を挙げて指摘。特許はその日本人ではなく、バルミューダが保有しており、退職する際に秘密保持契約も交わしたという。

部品調達先を調べ回って徹底コピーか

 寺田CEOは声明で、バルミューダは「ひとつの製品を開発するのに設計図を2000種類も描き、細部まで検討している」と強調。「革新はバルミューダのDNA。模倣するのは製品でなく、その精神であってほしい」と、シャオミに対して訴えた。