話題の肝

「誤った箸の持ち方」の人、こんなに多い 今からでも直せるか

クロス箸や握り箸、持つ位置に問題も

 中道さんによると、箸の正しい持ち方は、(1)上の箸を親指、人さし指、中指の先で持つ(2)下の箸は動かさず薬指と親指の付け根部分で支える(3)箸先から3分の2くらいのところを持つ(4)箸先をそろえたときに箸を持った形が三角形になり、2本の箸(はし)頭(がしら)の間が3センチほど開くようにする(5)箸を動かすときは親指の力を抜き、添える程度にする-だという。

 △の理由として多かったのは、上の箸を3本の指できちんと持てていないことだった。上の箸を持つときに、親指の先ではなく指の腹で抑えるような形になっているなどのケースが見られた。また、箸を持つ位置で△とされた人もいた。中には箸の真ん中辺りを持っている人もいた。

 ×だった理由は、正しくない持ち方の典型的な例として挙げられるクロス(交差)箸や握り箸、平行箸という持ち方だった。調査した50人のうち、クロス箸と握り箸が2人ずつ、平行箸は3人いた。他の理由としては、上の箸を2本の指だけで持っていることが挙げられた。

 半数近くが正しくない持ち方をしていることが分かったが、では大人になってからでも箸の持ち方は直せるのか。中道さんは「持ち方を直すには若い方がいい」と強調する。今回の調査では、8割ほどの人が小学生までに「両親や祖父母、先生などから持ち方を教えられた」と答えた。持ち方を教わった記憶がないという人も「物心が付くころには今の持ち方になっていた」という。