永田町血風録

総務会長「二階俊博」は味方か敵か 農協改革骨抜き狙い、訪韓・訪中の思惑

“無所属四天王”の入党

 二階氏は、二階派所属の無所属衆院議員を自民党に入党させるよう谷垣禎一幹事長に働きかけ、このうち山口壮氏(兵庫12区)の入党が決まった。二階派には山口氏のほか、「特別会員」として中村喜四郎(茨城7区)、長崎幸太郎(山梨2区)、小泉龍司(埼玉11区)がおり、永田町では無所属四天王と言う人もいた。

 二階氏は4人について「選挙区で勝った。自民党が謙虚に受け止めて、お願いして入ってもらうべきだ」などと述べている。派閥の勢力拡大への思いもにじむ。

 ただ、中村、長崎、小泉各氏の選挙区では、それぞれ麻生派、岸田派、細田派という有力派閥に所属する自民党現職が比例復活しており、無理に入党させれば領袖が黙ってはいない。また、山口氏は兵庫選出ながら、兵庫県連が反発していることから和歌山県連の所属となっった。波紋を呼んだのは間違いない。残る3人の入党にはまだ一波乱ありそうだ。

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