暴排標章関係者の車放火容疑で工藤会系組員を逮捕 北九州

 北九州市で暴力団立ち入り禁止の標章を掲げた飲食店従業員が使っていた乗用車に放火したとして、警視庁と福岡県警の合同捜査本部は21日、建造物等以外放火容疑で、東京都品川区西大井、特定危険指定暴力団工藤会系組員、脇村優二容疑者(32)を逮捕した。

 合同捜査本部は認否を明らかにしていない。北九州市では標章掲示店への脅迫や襲撃、不審火が相次いでいるが摘発は初という。合同捜査本部は標章を外すよう圧力をかけるための組織的犯行とみている。

 福岡県は平成24年8月、暴力団の立ち入りを禁じる標章を飲食店に掲示し、入店した組員らに罰金を科す制度を導入した。北九州市では当初、1114店が標章を掲げたが、標章を外すよう迫る脅迫電話や不審火が相次ぎ、26年3月には762店に減少していた。

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