首相、対イスラム国に積極関与を表明 ヨルダンに120億円支援

 首相は17日のエジプト・カイロでの政策スピーチで「中庸が最善」と強調した。この発言は、穏健スンニ派王政で比較的安定しているヨルダンも念頭に置いている。スピーチでは、イスラム国対策として、ヨルダンのほかシリア、イラク、レバノンなど周辺国に約240億円(2億ドル)の支援を行うことも表明している。

 首相は18日午後(日本時間同日深夜)、政府専用機で次の訪問国イスラエルに入り、ネタニヤフ首相らとの少人数の首脳会談に臨んだ。

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