テレビ見放題、庭の池には錦鯉…台湾の陳前総統の刑務所

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 台湾の法務部(法務省に相当)矯正署は13日、野党の民主進歩党の陳水扁前総統が約2年間、収監されていた台中刑務所の施設の取材を産経新聞に認めた。海外メディアへの公開は初めて。

 陳前総統は5日、1カ月間の自宅療養が許可され、汚職事件で逮捕されてから約6年ぶりに身柄拘束を解かれた。家族や民進党は、刑務所の劣悪な環境が心身の不調の原因だと主張しており、施設の公開は、こうした批判をかわす狙いがあるとみられる。

 刑務所の医療施設内に設けられた「専用区域」は敷地計800平方メートルで、居住施設(290平方メートル)内には、トイレ付きの寝室兼書斎(30平方メートル)やテレビのある応接間(130平方メートル)などがある。6~8人の看護担当者が交代で健康を管理し、食事は支持者の差し入れもあった。区域内の行動に制限はなかった。

 庭は、妻の呉淑珍氏=収賄罪などで懲役刑が確定、自宅療養中=の名前から「珍愛花園」と命名。妻や娘の好きな野菜を植えさせ、毎週の面会時に食べていたという。担当刑務官(53)は「前総統、囚人、病人の3つの身分があり気を使った」と話した。

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