大阪・河南町の谷川さん、天王寺蕪出荷準備 旬の地元野菜、門真の給食に

 河南町芹生谷の農業、谷川詔司さん(71)方で13日、なにわ伝統野菜として知られる「天王寺蕪(かぶら)」の出荷準備が行われた。

 この日出荷の準備をしたのは、門真市から注文のあった約400キロ。16日に同市内の小中学校18校で出される給食メニュー「天王寺カブの豚汁」に使われる。

 14日の出荷に向けて寒風が吹きすさぶ中、谷川さんと妻、保子さん(66)が一個ずつ丁寧に土を水で洗い流し、ふくよかな純白の蕪をカゴに積み上げていった。

 谷川さんはJA大阪南なにわふるさと野菜生産出荷組合の会長を務め、天王寺蕪や田辺大根、毛馬胡瓜(きゅうり)、玉造黒門越瓜(しろうり)、勝間南瓜(こつまなんきん)などなにわ伝統野菜の生産と普及に力を入れている。

 なにわ伝統野菜は安全でおいしい地元野菜として学校現場から注目され、門真市には約5年前から夏と冬に、それぞれ学校給食の食材として納入しているという。谷川さんは「今年の天王寺蕪は香り、色、大きさともよくできた。旬の地元野菜の本当のおいしさを子供たちにもっと知ってほしい」と話している。