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不認可「幸福の科学大学」騒動今も…まもなく完成する巨大キャンパス、地元は「幸福の科学村になってしまう」と警戒

 文部科学省の大学設置・学校法人審査会は平成26年10月、学校法人「幸福の科学学園」が認可申請していた「幸福の科学大学」の開設を「不可」と判断した。「千葉県唯一の村」である同県長生村には巨大な施設がほぼ完成しており、法人側は異議申し立てを行って決定撤回を求める一方で、私塾「ハッピー・サイエンス・ユニバーシティ」(HSU)として、予定通り27年4月に開くことを決めた。竣工(しゅんこう)が直前に迫った施設をめぐる現状を取材した。(千葉総局 山本浩輔)

海岸沿いの広大な敷地

 サーファーや海水浴客に人気の外房の海岸沿い。HSUが建てられているのは、九十九里有料道路の長生IC近くの、同村一松にある17ヘクタールの敷地だ。校舎は4階建てで、200人収容できる大きな講義室を含め、約60の教室や図書室、体育館を整備。コンビニエンスストアを併設する食堂は、500人が同時に食事できる。

 「1月16日に竣工し、建設会社から引き渡されます。ピラミッド型の礼拝堂の天井はクリスタルガラスで太陽の光が入ってきます」。担当者は誇らしげに話した。

 HSUは申請していた大学計画とほぼ同程度の規模で、定員240人の私塾を開く予定としている。想定している「塾生」は栃木県那須町にある同法人が運営する高校の卒業生などだが、高校まで地元の学校に通ってきた一般の生徒も入学を希望しているといい、「定員以上の応募はある」と関係者は話す。