「ジリ貧の奈良をよくしたい」…知事選出馬の生駒市長が会見

 「市長経験を生かし、ジリ貧の奈良をよくしたい」。5日夕、奈良県庁で会見した奈良県生駒市長の山下真氏(46)は現県政を批判し、任期満了に伴う県知事選(3月26日告示、4月12日投開票)への出馬理由を語った。

 山下氏は県の現状について、「企業誘致をたくさんしたと言うが、県内総生産はジリ貧で下がっている。医療面もハード面での整備は進むが、抜本的な改善に至っていない」と指摘した。

 現県政については、「ワンマンな行政手法がとられているのではないか。県と市町村が対等な立場ではない」と懸念を示した上で、「生駒市長として9年間務めてきたが、住みよさで常に高評価を頂き、人口も増え、借金も減らしてきた」と自身の実績を強調。「市町村の立場に身をおき、現場を支援する行政手法を徹底したい」と述べた。

 一方、市長の3期目の任期1年での知事選への転向については、「今生駒市政が順調に推移していることを思えば、(市民にも)理解してもらえる。課題はあるが、県の立場から市を盛り上げていくということが十分可能と判断している」とした。

 山下氏は無所属での立候補を予定。政党推薦については、「これから考えたい」と述べるにとどめた。