歴史戦・番外編

「朝日新聞の誤報謝罪のインパクト、米ではゼロ」米グレンデール市の慰安婦像撤去訴訟原告・目良浩一氏…中韓系住民の不穏な動き、尾行されたことも

 --訴訟の状況は

 「連邦地裁での一審は今年8月に敗訴になったが、すぐに上告して第二審が始まった。これに加えて、カリフォルニア州の裁判所へ9月3日に提訴したので、現在2つの訴訟が進んでいる。一つ目の訴訟の主な訴因は地方自治体である市が外交問題に介入してくるのは憲法違反との主張だ。外交は連邦政府の独占分野で地方自治体が介入してはいけない。もう一つの訴訟は連邦地裁の第一審にも提出したが、慰安婦像の脇にある碑の文言が正式に市議会で承認されていないことを指摘した。こうした事柄は正式な手続きを取って承認されるべきものである。したがって、市の条例違反なので撤去しなさいという要求をしている。また、ほかの訴因として、グレンデール市は当然、すべての市民を平等に扱わないといけないが、この件に関しては韓国系住民に手厚く、日系住民には冷酷な扱い、つまり不平等な扱いをしたということで市を訴えている」

 --今年2月に提訴した連邦地裁での訴えが棄却されたが

 「原告が、訴状に書いてあるような権利を求める資格がないと判事に判断された。判事は前例に従って判断をしたといっているが、いろいろな弁護士などに意見をきくと、この前例からはそういう結論がでない。むしろ逆の結論が出るべきであるという。判事は明らかにおかしな判断をした」