経済インサイド

日本国債格付け「中韓より下」の摩訶不思議…市場は冷静、反応したのは韓国ネットのみ「アベノミクスも終わり」

 10月末の日銀による追加の金融緩和、11月の消費税再増税の延期…。今冬、日本の金融市場はサプライズ・イベントに翻弄された。12月1日には、米格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスが、日本国債を中国や韓国より下位に格下げした。ネット上では「かつて日本をアフリカの途上国より下に格付けしたムーディーズは信用できない」との批判も渦巻くが…。

韓国「何とも痛快」

 「韓国よりも国債の信用力が下位だとは。何とも痛快」「アベノミクスもこれで終わり」

 ムーディーズが、日本国債の格付けを「Aa3」から「A1」に1段階格下げしたと報じられた12月上旬、韓国のネット上では、日本を揶揄(やゆ)するコメントがつづられた。

 格付けは、各国が発行する国債に対する信用力を示し、国債に投資したお金が将来きちんと返ってくるかを格付け会社が評価している。

 A1は21段階ある格付けの上から5番目で、Aa3の中国や韓国より下位。イスラエルやチェコ、オマーンと同レベルと位置づけられた。ちなみに、最上位の「Aaa」は米国やドイツ、カナダなど。2番目の「Aa1」は英国、フランスなど…となっている。

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