産経抄

12月13日

 ▼韓国のみならず世界中で「ナッツ・リターン」と嘲(あざけ)られ、父親の大韓航空会長は「わたしが教育を誤ったようだ。申しわけない」と謝った。親の思い通りに子は育たぬが、朴槿恵大統領の父は、いまどんな心境だろう。

 ▼朴正煕大統領は猛反対を押し切って日韓友好の道を選び、「漢江の奇跡」を成し遂げた。娘はといえば、反日世論を気にして慰安婦問題にこだわり、安倍晋三首相との会談を避け続けている。経済は停滞し、仲間割れした側近たちは、泥仕合を演じている。父の路線を踏襲したのは、「言論弾圧」だけ、という論評まで出始めた。聡明な彼女のこと、今は仮の姿と信じたい。泉下の父をこれ以上、悲しませてはならない。

●=間の日を月に

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