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第151回直木賞候補にもなった作家、米澤穂信(ほのぶ)さんの短編集「満願」(新潮社)が、「ミステリが読みたい!」(早川書房)、「このミステリーがすごい!」(宝島社)、「週刊文春ミステリーベスト10」(文芸春秋)の国内部門でそれぞれ1位に選ばれ、ランキング3冠を達成した。
「満願」は、交番勤務の警官が発砲した本当の理由を探る「夜警」、海外駐在員による完全犯罪と思われた殺人事件が意外な要因で破綻を迎える「万灯」など、謎多き6つの事件を収める短編集。同作は今年の山本周五郎賞も受賞するなど、高い評価を受けている。
3冠に輝いた米澤さんは「過分の評価に驚いています。これまで以上に幅広い年齢層の読者に喜んで頂けたという手応えを感じました」とコメントした。