静岡の議論

精巧「家康フィギュア」ゴジラ・ミニチュア造形技術を投入されてまもなく登場・販売…400体限定、1体「10万円超」也

【静岡の議論】精巧「家康フィギュア」ゴジラ・ミニチュア造形技術を投入されてまもなく登場・販売…400体限定、1体「10万円超」也
【静岡の議論】精巧「家康フィギュア」ゴジラ・ミニチュア造形技術を投入されてまもなく登場・販売…400体限定、1体「10万円超」也
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 思わず拝みたくなる?-。徳川家康の没後400年となる来年に向けて、静岡県内のプラモデルメーカーやひな人形職人が技術を結集した「徳川家康公フィギュア」の制作が大詰めを迎えている。家康を忠実に再現したフィギュアは全国初。没後400年にちなんで400体を限定生産し、販売価格は1体約10万~15万円を予定。完成品は来年1月中旬に関係者にお披露目された後、5月の「静岡ホビーショー」で一般公開される。

風格のインテリア「晩年の家康像」

 家康公フィギュアは、6分の1スケールの座像で、高さは21センチ。徳川記念財団(東京都渋谷区)が所有する掛け軸に描かれた晩年の家康像をモデルにしている。フィギュアの台座と葵のご紋が入った収納ケースもセットで販売され、風格のあるインテリアとして楽しめる作品に仕上がる予定だ。家康公の功績や衣装などの装飾品を紹介する解説書も一緒に付いてくるという。

職人の末裔らによるフィギュアの頂点

 フィギュアの制作は、プラモデルメーカー「プラッツ」(静岡市清水区)が発起人となり、県内の中小企業計6社が参加。リアルさを追求するため、全国に残されてある家康の肖像画や装飾品なども細かく検証し、約2年間をかけて家康の姿を現代によみがえらせた。

 同社の望月保延代表取締役(58)は「400年という節目の年に何かおもしろいことができないかと思い、あちこちに声を掛けたのがきっかけです。駿府の地は、家康が築城のために全国から優秀な職人を集めたことで模型文化が発展しました。その職人たちの末裔(まつえい)が力を合わせて家康をよみがえらせるなんて、何だかロマンを感じますよね」と話す。