「東急ハンズ梅田店」(大阪市北区)では、今年7月まで1種類のみの取り扱いだったが、問い合わせが多くなるなど関心の高まりを受け、特設コーナーを設置。現在は20種類ほどが並ぶ。同店で取り扱う御朱印帳はいずれも和紙を使っており、同店では「和紙の無形文化遺産登録でさらに関心が高まるのでは」と期待している。
御朱印人気の高まりの一方で、忘れてはならないのは、御朱印はあくまで参拝した人に与えられるものだということ。二見興玉神社の岡さんによると、中にはお参りをせずにいきなり社務所で御朱印をもらって帰る人もいるという。「御朱印は参拝の記録として持ち帰っていただくもの。家に帰り、お参りしたことを思い返すのに使っていただきたい」と話している。