牛久市庄兵衛新田町の牛久沼で30日、水質浄化活動の一環として、市内の小学生たちがフナの放流を行った。沼の水質浄化などを目的に「牛久沼フナ放流・牛久沼水質守り隊」として、市や牛久沼漁協(堤隆雄組合長)などが連携して開催した。
漁協組合員たちが、牛久ロータリークラブ(中島邦夫会長)が用意した2~10センチほどのフナの幼魚約4千匹をバケツに分けて準備。児童たちは「元気で大きくなってね」と言って、一斉にバケツからフナを沼に放流した。
堤組合長から「フナに触ってみてください」と言われ、恐る恐るバケツの中に手をいれる児童の姿もあった。