秋篠宮さまお誕生日会見・全文(3完)

(問5)

--両殿下にお伺いいたします。ここ数年でソーシャルメディアが普及し、秋篠宮御一家を含め皇室の御活動がインターネット上で話題になることが増えてきています。こうした新しい形での皇室と国民のつながりについての受け止めと、ソーシャルメディアとの付き合い方についてお子様にどのように教育されているかをお聞かせください。

殿下「ソーシャルメディア自体をそれほどよく知らないのですけれども、今、世の中に、ものすごい数の情報があるわけです。例えば、ある所に行って、そこにいた人が写真を撮って、それでもう次の瞬間、ネット上に出ている。私も、時々、車の中でパソコンを開くことがあるものですから、そのときに何となく、何度かあるのですけれども、試しに検索をしてみると、何分か前のものがもうアップされている。すごいスピードで情報が流れるわけです。それに、コメントが付いたりとかしますけれど、だんだん、本当にどこにいても、そういうものがネット上に出てくるというのは、自分自身にとっては、プライベートも何もないなという気はするのですけれども、既にそういうツールがあって、それが普通の社会となっています。ですから、もちろん、非常にいい加減なことが書いてあることもあるわけですけれども、ある意味、致し方ないのかなというふうにも思います。それが良いとも悪いとも申しませんけれども、その一方、子どもたちにどう言っているかというと、これは皇室との関係ということではないですけれども、これだけのたくさんの情報が流れていて、本当の情報もあれば、全然そうでないこともあるわけですね。だから、それを全部素直に鵜呑(うの)みにしていると、全く間違った情報を基に、いろんな自分の考えを展開させることになってしまいますから、そういうことの取捨選択、それから自分の中でその情報をどう理解するかということは大事です。これはソーシャルメディアに限ったことではなく、紙、本とかの媒体でもそうですけれど、そのことは伝えていきたいと思いますし、もちろん、そのことについては、本人たちも分かっていると私は思います」

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