衆院選

浅尾氏地盤で自民攻勢 菅官房長官、4区で応援演説 神奈川

 28日付で解党したみんなの党代表で、来月の衆院選に無所属で出馬する前職、浅尾慶一郎氏(50)が固い地盤を築く4区で、自民党が攻勢を強めている。菅義偉(すが・よしひで)官房長官(65)が同日、自民前職の山本朋広氏(39)の応援に入り、テコ入れを図った。解党を機に、みんなの党の牙城を切り崩したい考えだ。

 「路線対立で解党するとは、(浅尾氏は)どちらに向いているか分からない」

 鎌倉市で開かれた山本氏の決起大会で菅氏は、こう浅尾氏を痛烈に批判した。

 前回選挙は比例代表で復活当選を果たした山本氏だが、小選挙区では約4万票差で浅尾氏に敗れた。安倍晋三首相も応援に入る予定で、「これほどの支援は初めて」(山本氏)と驚きを隠さない。

 一方、受けて立つ浅尾氏は同日、鎌倉市内で記者会見し、「改革勢力への期待感を醸成するためにも(無所属出馬で)、筋を通す」と決意を語った。前回は党幹部として全国を応援に回る機会が多かったが、次回は地元に密着した選挙戦となる見通しだ。

 4区では他に、無所属新人、荻原隆宏氏(44)も「現在の与野党には期待できない。政治を市民の手に取り戻す」として出馬を予定。共産新人の加藤勝広氏(70)も出馬を予定するなど、前回と同じ顔ぶれによる激戦が予想されている。(衆院選取材班)

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