出馬予定者の動き本格化 解散後初の週末、茨城各地で演説会

 衆院解散から初の週末となった22日、立候補予定者は各地で遊説や演説会などを行い、12月14日の投開票日に向けて動きを本格化させた。

 5区に立候補する自民の石川昭政氏(42)は、地元の日立市で朝から支援者や支持団体へのあいさつ回りに追われた。

 同市小木津町で開かれた地元の郷土芸能保存会の会合で石川氏は「急な解散となったが、改めてご支持をお願いしたい」と深々と頭を下げた。

 さらに、「消費税再増税の先送りという大切な決断の信を問いたい」と、解散・総選挙の意義を強調し、「『アベノミクスを県北へ』をキャッチフレーズに、雇用拡大で若者が住めるまちづくりを行うことが少子化対策になる」と訴えた。

 6区で出馬する民主の青山大人氏(35)は、首のけがに苦しみ、思うような活動ができない。「本来ならば地域の行事に出掛けて皆さんと話をしたり、触れ合ったりする予定だったのに」と、じくじたる思いだ。

 青山氏は今月中旬、運転中に後続車両に追突されて首にけがを負い、「3週間は安静」と診断された。

 痛みに耐え、できることは、公示からの12日間を戦い抜くため、けがの回復を早めることだという。「後援会や地元の皆さんを信頼している」といい、治療に専念している。

 維新から3区に立候補する石井章氏(57)は、党県総支部代表代行という立場があり、午前8時前から党勢拡大のため選挙区外のつくば市内を街宣カーで回った。

 地元では、取手市藤代のスーパー前で街宣カーの上から「アベノミスクで財布の中身が増えましたか。アベノミクスはアベノミスだ」と安倍政権を批判して支持を訴えたほか、市中心街で街頭演説を行った。

 石井氏は取手市以外での知名度アップが当落の鍵となるだけに、これまで阿見町など選挙区内で駅立ちなどを行っている。

 県議から転身し、1区から立候補予定の共産の大内久美子氏(65)は、水戸市内で開かれた党県委員会の演説会に参加。山下芳生書記局長も駆けつけ、「ダブル選は暴走政治を正すまたとないチャンス」と、有権者に小選挙区と比例代表での支持を呼びかけた。

 演説会には県内全選挙区と県議選水戸市区の公認候補らも出席。大内氏は消費税再増税の撤廃や東海第2原発の廃炉などを訴え、「自民と真正面から対決できるのは共産党しかない。皆さんの声を国政に届けたい」と声を張り上げた。

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 立候補予定者

 ▽1区(3人)

 田所 嘉徳 60 元県議    自 前

 福島 伸享 44 元復興特理事 民 元

 大内久美子 65 党県副委員長 共 新

 ▽3区(3人)

 葉梨 康弘 55 法務副大臣  自(岸)前

 石井  章 57 元取手市議  維 元

 小林 恭子 64 党県委員   共 新

 ▽5区(3人)

 石川 昭政 42 元党職員   自 前

 大畠 章宏 67 前党幹事長  民 前

 福田  明 58 元北茨城市議 共 新

 ▽6区(4人)

 丹羽 雄哉 70 元厚相    自(岸)前

 青山 大人 35 県議     民 新

 井上 圭一 52 葬祭会社代表 共 新

 大泉 博子 64 元山口副知事 無 元

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