不正アクセス摘発 埼玉県警など容疑で男2人逮捕

 埼玉、茨城、群馬の3県警は19日、不正アクセス禁止法違反の疑いで、新座市馬場の電気通信会社「ワイエス・シー」代表、柴山孝容疑者(34)を逮捕した。埼玉県警によると容疑を認めている。

 逮捕容疑は3月15日~5月7日、別の人物と共謀し、不正に入手した札幌市の男性(49)のプロバイダー認証IDとパスワードを柴山容疑者が経営する中継サーバーに設定し、国内のプロバイダーが管理するサーバーに中国の顧客が不正にアクセスできる状態にしたとしている。

 県警は同期間中、男性のIDを通じ中国から約1500回のアクセスがあったことを確認。ほかにも他人の情報を利用した回線が約500契約分あるという。

 また、県警は同日、同法違反と私電磁的記録不正作出・同供用の疑いで、秋田県三種町の農業手伝い、三浦良一容疑者(32)を逮捕した。逮捕容疑は3月28日、不正に入手した東松山市の30代男性のIDとパスワードを使い、東京都の会社が運営するオンラインゲームに不正にアクセス。男性が所有するゲーム内のアイテムを別の人に移動させたとしている。三浦容疑者は「掲示板で中傷されたので仕返しした」と容疑を認めている。