「パパたこ」を明石のキャラに タコフェリーから譲り受けた市がグッズ販売へ

 兵庫県明石市と同市観光協会は、市のご当地キャラクター「パパたこ」のグッズ作製を進めている。埼玉県で今月開かれる各地のキャラクターが集まる国内最大のイベントで発売される予定で、関係者は「グッズを通して、多くの人にパパたこと明石を知ってほしい」と意気込んでいる。

 パパたこは同市と淡路島を結び、「たこフェリー」の愛称で親しまれた「明石淡路フェリー」のキャラクターとして平成13年に誕生した。しかし、24年に運営会社が解散し、市が商標権や着ぐるみなどを譲り受けた。

 市は、パパたこをイベントやパンフレットなどで活用したが、グッズ作製・販売について考案者の承諾を得ておらず、販売できなかった。一方で、パパたこの人気が依然高く、グッズを求める声も寄せられたため、市は今年4月、観光協会と考案者との間で著作権に関する覚書を交わし、グッズ作製の許可を得た。

 観光協会の重富絵梨奈さん(23)が「女の子が喜ぶものにしたい」と新たなグッズを企画。チェーン付きのマスコット人形(予定価格700円)や、「ママたこ」や「ねぇたこ」など、パパたこの家族をあしらったメモ帳(同270円)を考案した。

 缶バッジやストラップも作る予定で、22、23の両日に埼玉県羽生市で開かれる「世界キャラクターさみっと」で発売する。その後は、市内の観光施設などでも販売する予定で、重富さんは「明石だけでなく全国で愛されるキャラクターに育ってほしい」と期待している。

会員限定記事会員サービス詳細