2014茨城県議選

36選挙区の情勢(2)

 ■筑西市区、定数「2」、4人争う激戦区

 定数が1減の2となり、自民、民主、共産の現職3人に元市議の保守系新人が争う激戦区。

 宮崎氏は中心市街地での票固めを狙い、JR下館駅南口に選挙事務所を構え、自民現職として各種団体への推薦を取り付ける一方、若年層への浸透を図っている。

 設楽氏は主婦の会合にこまめに顔を出し、現役歯科医として地域医療再生などを訴え、「身近な県議」をアピール。女性票とともに労組の票固めを進める。

 鈴木氏は昨年9月の補選で県西地区初の共産党県議となった。旧下館市時代から市議通算10期の知名度に加え、足踏み状態の新中核病院建設推進を訴え、組織票への個人票の上積みを図る。

 水柿氏は平成19年の市議選でトップ当選を果たすなど、知名度も高く、出身地の旧明野町を中心に市内全域に支持を広げている。市議からの支援もあり、台風の目となりそう。

 ■古河市区、稲葉氏VS高橋氏再戦

 前回、民主公認で初当選した菅谷憲一郎氏が市長に就任。保守系の4人の候補が3議席を争う少数激戦となりそうで、民主票の行方にも注目が集まる。

 自民の森田氏は各種団体からの推薦を受け、地盤とする旧三和町から旧古河市へも浸透。県議会会派「自民県政クラブ」の江田氏も票田の中心市街地での組織固めに余念がなくベテランらしい選挙戦を進める。

 最大の焦点は昨年9月の補選で一騎打ちとなり、1200票差で逃げ切った稲葉氏と敗れた高橋氏の再戦。稲葉氏は前回同様、こまめにミニ集会などを開き、若さをアピールしながら若手層への食い込みを図っている。

 高橋氏は、知名度不足対策として、昨年の補選以後、JR古河駅などで朝立ちを継続。出身地の旧総和町を中心に支持基盤を広げている。

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 ◆予想される顔ぶれ

 ◇古河市(3)

 森田 悦男 64 珠算塾経営  自現

 江田 隆記 71 学校法人役員 無現

 稲葉 貴大 31 運送会社役員 無現

 高橋 勝則 43 設備会社役員 無新

 ◇結城市(1)

 臼井平八郎 66 農業     無現

 大橋 康則 47 元市議    無新

 ◇下妻市(1)

 飯塚 秋男 62 議長     自現

 ◇常総市(2)

 神達 岳志 45 党県遊説局長 自現

 飯田 智男 55 元議員秘書  無現

 ◇筑西市(2)

 宮崎  勇 49 元市議    自現

 設楽詠美子 38 歯科医師   民現

 鈴木  聡 69 元市議    共現

 水柿 一俊 58 元市議    無新

 ◇坂東市(1)

 石塚仁太郎 64 元市長    自現

 ◇桜川市(1)

 白田 信夫 62 農業     自現

 ◇猿島郡(1)

 半村  登 65 農業     無現

 青木  徹 50 境町議    無新

 (カッコ内は定数)

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