プロが指南 就活の極意

興味のない資格試験の勉強をするぐらいなら、部活やバイトに精を出せ

 例えば将来は海外で働きたいと本気で思っている学生がいたときに、その学生は必然と英語や中国語を勉強していることでしょう。ここで大事なことは「本気で思っているかどうか」という点で、この部分が大学受験と大きく異なるところです。大学受験の場合は、受かるための合格最低ラインが点数で決められています。その点数を確保するために大学の過去の問題を解いたり、自分の苦手な教科を勉強したりすることで対策すると思います。しかし就活の場合は、ありのままの自分を見つめながら実現したいことを考え、その企業を探すプロセスなのです。受験勉強の場合は背伸びすることも大事ですが、就活の場合はそのような必要はほとんどありません。現状の就活生を見ていると、海外経験もなく、英語も全く勉強していないにも関わらず、「商社に行きたい」と言ったりしているのは本末転倒な話であり、単純に安定や給与だけを見て判断している可能性があるため、その企業を目指すことはお勧めしません。もちろん説明会や先輩の話を聞いた後で、商社に本気でひかれて英語を勉強することは構いませんが、何となく就活に役立ちそうだからという理由で勉強することは、時間の無駄になりますので止めたほうが良いでしょう。