新総社名物の消防署カレー人気 40年受け継ぐ賄い食、1300食完売 岡山

 総社市が発売した「そうじゃ消防署カレー」が人気を呼んでいる。消防署カレーは、同市の総社消防署で約40年受け継がれる「賄い食」。レトルト食品として市内公共施設で発売したところ、2日間で在庫の1300食が完売し、入荷待ちの状態が続いている。

 同カレーは牛すじ肉をたっぷり使い、数種の市販ルーを混ぜる方法を基本としている。約1年前に消防署を訪れ、偶然に試食した片岡聡一市長の「食べ応え十分。市の名物で売り出す手はないか」の声で商品化を進めていた。

 製造は「哲多すずらん食品加工」(新見市)が担当。パッケージには古い消防車の写真を採用した。1食500円と一般のレトルトカレーより高値だが、総社市商工観光課は「価格の分だけ肉がぎっしり。市民生活を守る消防士のソウルフードをどうぞ」とアピールしている。

 販売先は市営の国民宿舎「サンロード吉備路」や市役所など市内公共施設。今月6日から発売したが、翌日には完売。次の入荷(約1300食)は20日ごろになる見込みだが、すでに約半分が予約済みと、予想を超える人気をみせている。

 最近は市内イベントでの炊き出しでも同カレーを提供している。一気に認知度が高まったことで、今後は提供機会を積極的に増やすという。問い合わせ先は同課((電)0866・92・8277)。

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