「防災教育」のあり方考える 神戸でフォーラム

 来年1月、阪神大震災から20年を迎えるのを前に、小・中・高校や特別支援学校での防災教育のあり方を考える「震災20年防災教育フォーラム」が11日、神戸文化ホール(神戸市中央区)で開かれた。県内の教職員ら約1300人が参加。震災以降、防災教育の取り組みを講演やパネルディスカッションで検証した。

 阪神大震災を教訓にした防災教育を話し合い、東日本大震災などを経た今後のあり方について、県内の教育関係者間で理解の共有を図るのが狙い。

 人と防災未来センターのセンター長で関西大の河田恵昭教授が講演。阪神大震災を「防災教育の原点」と位置づけ、県が作成した副読本など、防災教育の成果について説明。東日本大震災での児童、生徒の活躍を紹介し、「直接役に立つ知恵を教える、実践的な防災教育が必要だ」と訴えた。

 さらに、県立舞子高校環境防災科の生徒たちの東日本大震災の被災地での支援交流の状況や、県内の教育者で構成し、被災地で学校再開支援を行う「震災・学校支援チーム(EARTH)」の活動実態についても発表された。

 パネルディスカッションでは、海外で防災教育普及活動を行うNPO法人職員らが参加。今後の防災教育などの意見を交わした。

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