健康に配慮「ACE弁当」発売 長野県とセブン-イレブン・ジャパン企画

 県は健康づくりの県民運動「信州ACE(エース)プロジェクト」の一環として、塩分や野菜の量に配慮した「信州ACE弁当」をセブン-イレブン・ジャパンと共同企画し、11月から県内のセブン-イレブン428店で発売した。弁当はエネルギー量が633キロカロリー、食塩相当量が2・9グラム(1日の目標9グラム未満)、野菜の使用量は140グラム以上(同350グラム以上)で、県が設定した1食分として望ましい数値の基準を満たしているのが特徴。食材も県産コシヒカリ、県産エノキダケを巻いた豚肉巻きなど県産品を使用、「揚げない山賊焼き」など調理方法も工夫した。さらに同社の弁当が平均380グラムであるのに対し、信州ACE弁当は465グラムと「ヘルシーながら1食で満足できる」(同社広報部)のも魅力だ。

 県は6月の「第9回食育推進全国大会」で「信州ACEプロジェクト」開始を宣言。平成22年の県民の平均寿命は男女ともに全国1位だが、さらに健康増進のため生活習慣改善や健康関連事業者との連携を進めている。一方、国や県などの調査から、県民の食塩摂取量は全国2位と多く、若い世代を中心に野菜の摂取量が少ない実態が浮き彫りになった。県は「健康な食事」の環境づくりに向けて、同プロジェクトの第1弾として弁当を企画、販売した。価格は580円。年内に15万食の販売を予定している。

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