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奈良・藤原宮跡で大極殿前に石敷き広場確認

 橿原市の藤原宮跡で、政治の中心だった大極殿(だいごくでん)前から壊された古墳の遺構とともに、藤原宮期(694~710年)の石敷きの広場跡が見つかり、奈良文化財研究所が発表した。石敷き広場の一部は平成19年の調査でも確認されていたが、今回は調査面積が広く、奈文研は「大極殿前の広場が石敷きだったことが改めて確認された」としている。

 大極殿周囲の内庭は広さ約1・6万平方メートルと推定され、今回の調査では約1450平方メートルを発掘。こぶし大の川原石を敷き詰めた広場が確認された。

 石敷きの厚さは3~5センチ。石を敷き詰めた真っ白な景観が、天皇が執務した大極殿をひきたたせていたとみられる。平城宮の大極殿内庭も同じように石敷きだったことが知られている。

 また、調査では藤原宮廃絶後、かつての内庭部分などに東西に細長い2棟の建物が並んで建てられていたことも判明。規模は東西約12・6メートル、南北約4・2メートルで、建物の柱の一部が見つかった。

 2棟は計画的に建てられたとみられるが、建物の性格はわかっておらず、奈文研は「どのような施設だったのか、今後調査を進めたい」としている。