「タクシー利用は不適切」 大津市長に返還求め市議が住民監査請求

 大津市の越直美市長にタクシーの不適切な利用があるとして、大津市の山本哲平議員(清正会)が10日、市長に対しタクシー代計約240万円を、市に返還するよう求める住民監査請求を行った。山本議員は「職員にコンプライアンスの順守を求める立場なのに、自分がルールを守っていない。襟を正すべきだ」と話している。

 請求などによると、越市長は平成24年1月の就任から今年8月までに、条例などで認められないようなタクシー利用が計729回あると主張。公用車による通勤を届け出ているのに、492回にわたりタクシーで自宅から通勤し、計195万円を公費で支出した-と指摘しているほか、出張中の旅費について、市の条例では公共交通機関を使うのが原則なのに、必要な事務手続きをせず計43回、14万円分のタクシー利用をした-などとしている。

 山本市議によると、前市長の目片信氏のタクシー利用は、22年度が8万円、23年度が10万円だった。越市長は「公用車を使用した場合より、人件費などの経費削減になる。これまでの利用は適切なもの」と話している。

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