ドラえもん作画担当の母親を「500万円詐欺」刑事告訴へ 「息子は著名な漫画家」で信用

 保証金500万円は3年後に返済される契約だったため、男性は25年春に返還を要求した。だが、同社は営業を停止しており、昨年7月に保証金の返還を求める訴訟を東京地裁に起こした。地裁は会社側に返還義務があることを認め、返還するよう勧告した。

 社長は40年以上前からネットワークビジネスを手がけ、近年は会社を設立しては事業を休止することを繰り返している。他にも同様の被害を受けた人が複数いるとみられ、男性は「息子が有名な漫画家ということで信用した。金を返してほしい」と訴えている。

 産経新聞の取材に対し、社長は「金を返す機会がなかった。返すと言っているのに、向こうは次々に要求額を上げてきた。自分の方が迷惑している」と詐欺疑惑を否定した。漫画家は藤子・F・不二雄氏に師事し、ドラえもんの作画を担当。「母のことであり、私にはやましいことはない。自分のあずかり知らないことで、コメントのしようがない」と話している。

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