スポーツON&OFF

全米覇者を破った新星は大阪生まれの17歳…180センチの長身から放つ弾丸サーブは圧巻

 日本の女子テニス界にビッグニュースが飛び込んできたのは、今年7月だった。WTAツアーで無名の日本選手が2011年全米オープン覇者、サマンサ・ストーサー(豪州)を破る大金星-。その番狂わせを演じたのが大阪出身の17歳、大坂なおみ。地元凱旋(がいせん)となったジャパン女子オープン(10月6~12日、大阪市靱テニスセンター)はシングルス2回戦で敗退したが、キラリと光る将来性を見せつけた。

 ハイチ出身の米国人の父と日本人の母の間に大阪で生まれ、3歳で米国に移住。現在も米フロリダ州で暮らす。日本国籍を持つが、日本テニス協会には登録していない。1歳上の姉、まりもテニス選手だ。

 大好物はすしとカツ丼。流暢な英語を話す一方、日本語はまだたどたどしい。自らの性格を「恥ずかしがり屋」と分析。趣味は「ビデオゲーム」とはにかみながら答える。

 そんな物静かで、おおらかな雰囲気もコートに立つと一変する。180センチの長身から繰り出すサーブ、フォアハンドからのショットは強烈。迫力満点のパワーあふれるテニスは見る者を驚かせる。その姿は、「彼女はアメージングだから」と敬愛してやまない世界ランキング1位のセリーナ・ウィリアムズ(米国)を彷彿させる。