紀三井寺の顕彰碑に日中友好願う 式典に留学生ら40人

 日本と中国の絆を強めようと、日中友好記念碑がある和歌山市の紀三井寺で、顕彰式典が行われた。県日中友好協会関係者や和歌山大学に留学中の中国人学生ら約40人が参加した。

 昭和53年に日中平和友好条約が締結されたのを記念して、当時の中日友好協会の廖承志会長が「中日友好千年萬年」と揮毫(きごう)した書を県日中友好協会に贈呈。この書を基に、翌年に紀三井寺境内に顕彰碑を建立し、毎年式典が行われている。

 式典では、同協会の岩橋延直会長が「日中友好の輪を広げるため、今後も活動を続けていきたい」とあいさつ。駐大阪中国総領事館の馮帆副領事が「35年にも渡って顕彰が続けられてきたことは、両国が友好に向けて努力をしてきた証し」と述べた。

 その後、参加者全員が顕彰碑の前で拝礼し、日中関係の発展を願った。和歌山大大学院の王翔渤さん(25)は「両国関係が厳しいといわれる中で、個人同士の関係を大事にして友好を深めていきたい」と話していた。

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