リケメン記者の落書き帳

男も産める? スウェーデンで子宮移植出産の衝撃

 英医学誌ランセットのオンライン版に今月はじめ、スウェーデンのイエーテボリ大学付属病院で、世界初の生体子宮移植による出産が成功したという論文が掲載された。生まれつき子宮がない女性に別人の子宮を移植し、子供を産むことができたのだ。最近は同性愛が市民権を得たり、性同一性障害への理解が進む中、男性にも子宮を移植して出産できるのか? 単純な疑問が湧いた。

移植できても…

 この事例では、「ロキタンスキー症候群」という、卵巣はあるが生まれつき子宮のない女性が昨年、35歳のときに、61歳で2度出産経験のある女性から提供された子宮を移植した。先月、無事男児が産まれたという。同症候群の人たちには福音だろう。

 「移植できると思いますよ」。男性にも移植できるのかの問いに、生殖医学に詳しい研究者はさらりと答えた。血管をつなぎ、スペースさえあれば提供された子宮を男性にも移植するのはさほど問題にはならない。性転換を希望する男性を直接取材したことはないので想像の範囲だが、外形を女性に転換しようとする人たちは子宮まで具有することが可能になり、より本物の女性へという彼(彼女)らの夢は1歩近づく。

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