リケメン記者の落書き帳

男も産める? スウェーデンで子宮移植出産の衝撃

十月十日の道のり

 スウェーデンの例は、もともと子宮などがない以外は女性だったため、体が妊娠のサインに対して正常な反応をして、受精卵を無事出産までサポートしたと思われる。男性の場合、外部からさまざまなホルモンを追加投与する必要があり、それらホルモンが男性の生命維持機能にどのような作用を与えるかは未知数だ。もちろん、他人の臓器移植なので、免疫抑制剤などを投与する必要があり、そちらの負担はスウェーデンの女性の場合と同様にある。

 髪の毛や歯が抜けるのか、内臓に負担をかけるのか-。哺乳類が誕生して2億年以上といわれる。淘汰(とうた)を経て妊娠機能を高めてきた女性とは違って、「出産未経験」の男性にとってかなりの「難産」となりそう。皮肉にも、もしこうした手術を行えば、女性の出産の大変さが改めて身にしみるかもしれない。

提供臓器のネットワークは

 2つ目の問題は、提供される子宮があるのかという問題だ。これは「ロキタンスキー症候群」の女性にも重大な問題だ。

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