すき家ワンオペ「2店舗で継続」 団体調査

 牛丼チェーン最大手「すき家」を展開するゼンショーが「ワンオペ」と呼ばれる深夜の1人勤務体制を解消するとした発表が順守されているかについて、専門家らでなる団体が15日、2店で継続された状態だったとする調査結果を明らかにした。

 調査を行ったのは弁護士やNPOでつくる「ブラック企業対策プロジェクト」。11日午前1~5時、主に都市圏のすき家82店を回り、従業員から聞き取りを実施した。調査の結果、都内の2店でワンオペが行われていたほか、16店ではシフト上、2人が勤務していたが1人は休憩しており、1人で調理や接客をする「実質的ワンオペ」の状態だった。留学生など外国人従業員も目立ったという。

 プロジェクトでは同社へ実態調査と結果の公表を求める方針。また、25日午後2~5時、すき家以外も含めたワンオペに関する相談ホットライン(フリーダイヤル0120・987・215)を設ける。ゼンショー広報担当者は「事実関係を確認したが、問題はなかったと認識している」としている。

 同社は24時間営業を行うすき家1843店舗のうち1167店舗で、1日から午前0~5時の深夜営業を休止すると公表。従業員を複数人確保できる676店舗で24時間営業を続けるとしていた。

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